札幌弁護士会が中学生と高校生を対象に憲法作文コンクールの作文を募集しています。

 テーマは、「民主主義と少数者の権利~多数決で決めてはいけないこと」。

 みんなで何かを決めるとき、多数決で決めた経験はあるでしょう。でも、多数決は、全員の意見が同じでない限り、必ず意見が違う少数者が出てきます。多数決では、少数者は、必ず、多数意見に従わなければならないのでしょうか。多数決でも侵害されない少数者の権利には、どのようなものがあるのでしょうか。そして、そのような少数者の権利はなぜ、保障されるのでしょうか。

 中学生、高校生の皆さんが、日常の生活の中で感じたこと、学んだことなどから、少数者の権利について作文を書いてください。作文のタイトルは、自由です。

 対象は北海道内の学校に通う中学生と高校生。四百字詰め原稿用紙三枚(千二百字)程度。縦書き、横書き、手書き、ワープロを使ってもOKです。

 原稿には、タイトル、氏名、学校、学年、住所、電話番号を必ず記入すること。マンガや雑誌、小説などを読んだ感想でも、テレビや映画を観た感想でもかまいませんが、その読んだもの、観たもののタイトルを作文中に書いてください。

 提出は郵送で、〒060―0001 札幌市中央区北一ノ西十 札幌弁護士会館七階 札幌弁護士会「憲法作文コンクール係」まで。提出期限は、九月一日(日)必着。

 札幌弁護士会憲法委員会の弁護士が審査員となって、最優秀賞に図書カード三万円分、優秀賞に同一万円分を贈ります。

 問い合わせは、札幌弁護士会(TEL011―281―2428)へ。