旭川在住で元看板絵師の藤林利朗さん(77)の点描画展が二十七日(木)二十八日(金)の両日、まちなかぶんか小屋(七条買物公園)で開かれます。市内で創作活動を行うペイントバーとKOZO ART STUDIOの共催。

 市内の看板製作会社に勤務していた藤林さんは、デパートや商店などの看板のほか、映画館から依頼を受けて、上映作品を知らせる大型看板などを描いていました。

 今展では、藤林さんの点描画コレクション約百点の中から選りすぐりの作品が会場いっぱいに展示されます。「点描」は、絵画などで点の集合や短いタッチで表現する技法。藤林さんはフェルトペンを用いた点描で、オードリー・ヘプバーンやビートルズなどを描いています。

 また、同展の開催に合わせてワークショップも開かれます。藤林さんの実技を見ながら、人物や風景などを点で表現する方法を学びます。

 展示は二十七日が午後二時~六時、二十八日が午前十時~午後六時。入場無料。ワークショップは両日ともに午後二時~六時で、定員は十人程度。参加費は二千円。点描してみたい写真・絵をモノクロコピーしたものを持参して下さい。

 申し込み・問い合わせはまちなかぶんか小屋(TEL23―2801)へ。