画像 今年度の高齢者歯のコンクールの表彰式が八日、障害者福祉センター「おぴった」で、平成十九年度健口普及公開講演会に先立って開かれ、最優秀、優秀、優良の入賞者十人が発表された。

 このコンクールは「八十歳で二十本の自分の歯を持とう」という「8020運動」の推進を目指して開かれている。今年は八月二十四日に一次審査が行われ、市内、近郊の五十二人が「8020」に認定された。上位十人のうちの四人がこの日の最終審査に臨み、入賞者が決定した。

 最優秀賞に選ばれたのは、緑が丘の小田潔さん(81)、優秀賞は東光の海老名てるのさん(80)で、共に二十八本の自分の歯を持っている。授賞式では上川中部地域歯科保健推進協議会会長の岩田谷隆・旭川歯科医師会会長から、受賞者一人ひとりに賞状が手渡された。

 小田さんは「魚や野菜が好きで、歯垢も若い頃から小まめに取っていたのが、良かったと思います」と受賞の喜びを話していた。小田さん、海老名さんは、十一月に予定されている全道審査に、旭川地区代表として出場する。

 優良賞は次の通り(敬称略、カッコ内は年齢、歯の本数)。

 中澤賢一(81、31)、高橋正喜(80、30)、秋川芳美(80、30)、竹田和夫(81、30)、平川幸二(80、30)、小林弘(81、29)、安達シカ(81、29)、白取幹子(80、28)