旭川三曲協会(谷越紫雲会長)の定期邦楽演奏会が二十日正午から、旭川市民文化会館で開かれます。

 三曲とは、一般的に日本の伝統楽器である筝、三絃(三味線)、尺八での合奏を指します。

 旭川三曲協会は一九四九年(昭和二十四年)に市内在住の同好者で結成した音楽団体で、三曲の普及発展のための活動を続けています。現在約三十の団体や個人が加盟しており、会員数は三百人ほどです。

 当日は同協会に加盟する社中・個人が、八橋検校作曲の「乱(みだれ)」など、伝統的な十八の曲目を披露します。入場無料。問い合わせは事務局の薬丸さん(電話53―6236)へ。