img北海道東海大学芸術工学部くらしデザイン学科の卒業研究作品展がデザインギャラリー(宮下通十一)で開かれている=写真。

同科には四つのコースがあり、デザイン二十二人、アート六人、建築二十二人、まちづくり六人の学生が制作した、共同研究を含む五十四作品が展示されている。制作期間は昨年四月から十二月までで、最終年次の半年以上をかけた四年間の学生生活の集大成を発表している。

まちづくりへの提案では、廃校舎の再利用計画をはじめ、東川、上川、札幌、小樽など、学生の居住地や出身地に関する大胆な発表が数多く出された。このほかにも家具、食器、広告、ホームページ製作、中には野球のバットに関する研究もあり、訪れた人は斬新な作品や制作に苦心した点がつづられた説明文に見入っている。

入場無料。十七日まで。午前十一時―午後五時(最終日三時まで)。