千葉市で開かれた第四十五回技能五輪全国大会で入賞した旭川地区代表の八人が六日、市役所を訪れ中屋利夫副市長に受賞を報告した。

大会は二月二十二日から三月三日まで開かれ、建具部門で渡来拓郎さん(21)=匠美社=が一位の金賞に輝いたほか、家具部門で中島一樹さん(20)=道立旭川高等技術専門学院=、広告美術部門で石塚涼子さん(19)=同=が銀賞を受賞をした。

また、銅賞、敢闘賞を含めた入賞者は八人で過去最高を記録。道内から出場した十九人のうち入賞者は九人で、旭川地区以外は札幌地区の一人だけだった。

報告会では、上川地方技能訓練協会の高嶋彰会長が「いままでで一番の入賞者数で、快挙。ものづくりは、ひとづくりとの方針でこれからも頑張りたい」とあいさつ。金賞に輝いた渡来さんは「受賞を契機に、これからも腕を磨きたい」などと語った。