金属作家のノモトヒロシさんと、陶芸家の岡野里香さんの展覧会が、きょう二十日から、ぎゃらりーまる(神楽五ノ十三)で始まります。

ノモトさんは五六年(昭和三十一年)群馬県生まれ。七九年(同五十四年)に名古屋芸術大学を卒業し、これまで主に関東の美術館やギャラリーで、多くの作品を発表してきました。一方の岡野さんは、朝日現代クラフトや日本クラフト、札幌芸術の森クラフトなどでの入選歴があります。お二人はご夫婦で、軽井沢在住です。

今展では、様々な金属を使ったノモトさんの彫金ジュエリー約百点をはじめ、岡野さんの陶の器にノモトさんの金属をあしらった花器二十点ほどを出品します。

展覧会のタイトルは「記憶の水辺」。水からイメージされた、やわらかな曲線と、幾重にも広がる波紋…。二人の作品が、会場を訪れる人個々の水辺での記憶をたどる、そんな展覧会です。

午前十時~午後五時。二十六日まで。問い合わせは、ぎゃらりーまる(TEL61―6771)へ。

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