知里幸恵を歩く会が十八日、「知里幸恵・三浦綾子ふたりが歩いた道のり」を開きます。

第一部は「幸恵・綾子の通学路を歩く」(約六キロ)。午後三時半に旭川区立職業学校・市立高等女学校跡地(現・北都中学校門前、八ノ十六)を出発し、三浦綾子旧住居地・結核療養所跡、旭橋、川村アイヌ記念館を経て、五時半に知里幸恵住居跡地に到着。その後、銀のしずく記念碑前に(現・北門中学校、錦町十五)向かいます。

第二部は「それぞれの幸恵・綾子体験を語り合おう」。午後七時から旭川六条教会(六ノ二十二)で、ふたりの著作、人生から学んだことを私たちの人生でどういかしていくのかを語り合います。金田一京助が知里幸恵との出会いを語った肉声録音と、三浦綾子が歌に合わせて踊った様子のビデオ映像を公開します。

参加料は無料ですが、一〇年に登別市に完成予定の知里幸恵記念館建設のための献金を募ります。

問い合わせは、知里幸恵を歩く会代表の中島啓幸さん(TEL090―6219―0091)まで。