6大学などの共同キャンパスオープン 学生、市民らの交流の場に旭川市内にある四大学と一短大、旭川高専の六校が提携して一日、四条買物公園に共同のキャンパス「教育ネットワーク旭川HI・RO・BA(広場)」をオープンした。

昨年五月、旭川市と旭川医大、旭川大学、同短大、東海大学旭川校舎、道教育大旭川校、旭川高専が提携し、旭川市民の健康と元気な地域づくりを目的に「旭川ウィルビーイング・コンソーシアム」を設立し、シンポジウムなどを開いてきた。

「HI・RO・BA」の設置は文科省が平成二十一年度の「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」に採択、三年間で約一億四千万円の予算が付いたことで実現した。HI・RO・BAには「人が集い論議する場」という意味が込められ、各大学等が特性を活かした専門性で地域に貢献し、未来を開く地域人材の輩出、地域の交流の場となることを理念としている。

オープニングでは六つの大学・短大・高専の学長・校長らと西川市長がテープカットをおこなった。

このようなキャンパスは道内では函館に次いで二番目。月曜から金曜の午前十時から午後六時まで開館し、市民向け講座の案内などをおこなう。事務局では「気軽に立ち寄ってください」と話している。問い合わせは(TEL26―0338)まで。