もっと多くの人に日本酒を味わってもらいたいと、日本各地の地酒を販売する小川商店(6ノ西4)と居酒屋の和だいにんぐ日吉まる(3ノ6)が共同企画した「日本酒を楽しむ会」が6月28日、日吉まるで開かれ、約五十人の出席者が料理と日本酒のマッチングを楽しんだ。

 小川商店が用意した日本酒は宮城県の一ノ蔵酒造の地酒五種類と旭川の男山の地酒五種類。両蔵からは蔵元も駆けつけ、一銘柄ごと説明しながら各テーブルを回った。

 宮城県でしか手に入らない酒や男山の蔵元限定酒など日本酒好きにはたまらない銘柄ばかりが並べられ、出席者たちはあれもこれもと飲み比べた。日吉まるが提案する料理も刺身や焼物など和食をベースに日本酒に相性がピッタリのものばかりで、食事と会話が弾む楽しいひと時となった。

 今後も月1回のペースでこうした会を開くという。小川商店の小川勇樹さん(29)は「日本酒は冷やロック、何かで割っても良いです。かしこまらないで、もっと自由に親しんでもらいたいですね」と話していた。