市内小学校の入学式があった七日、西川将人市長や相田宗利旭川中央署長、市議会、交通安全の関係団体役員など約二十人が、春光小学校(末広一ノ一)の正門前で新入学児童に黄色いワッペンをつけて、交通安全を呼びかけた。

 午前十時から始まる入学式に合わせ、父母らに手を引かれて登校した新入生一人ひとりにワッペンと、あいうえお表やリーフレットが入ったグッズを手渡した。「交通安全に気をつけてね。入学おめでとう」と声を掛けられた子どもたちは「はい」と大きな声で答えていた。 正門前には交通機動隊の白バイも登場し、児童たちは得意満面で白バイにまたがり、父母たちが写真に収めていた。

 相田署長は「昨年は中央署管轄内の交通事故死亡者は三人で、昭和二十九年以降最も少ない数でしたが、これから春に向かうにつれ経済活動が盛んになり、交通量も増えます。低学年は登下校時の事故が多く、注意が必要です。街頭での指導に力を入れていただきたい」と呼びかけていた。