旭川印刷製本工業協同組合(谷川敞理事長)は二十日、旭川グランドホテルで開いた新年交礼会で寄付を募り、参加費の一部と合わせた二万五千九百円を旭川いのちの電話(相澤裕二理事長)に寄付した。
会場に募金箱を設置したほか、ゲームの参加費を充当するなどして集めた。新年会での募金活動は昨年も行ったが、「募金の目的をはっきりさせたい」(渡辺辰美・組織総務委員長)との考えから、今年は自殺予防を主な目的に活動している旭川いのちの電話に贈ることにした。
旭川いのちの電話の事務局長、中振美智代さんは「昔は寄付してくださる方や団体が多かったが、近年は本当に少なく、今回のご厚意は飛び上がるほど嬉しかった。事務局の皆で『今年は良い年だね』と喜んでいたところです」と話していた。