旭川北高(伊藤一正校長)は二十一日、一年生を対象にした心肺蘇生法講習会を同校体育館で開いた。六クラス二百三十八人が参加。日本赤十字社の旭川パトロール赤十字奉仕団から八人の講師を招いて、自動体外式除細動器(AED)の使い方などを学んだ。
講習会は二クラスずつ、二時間にわたって救急救命の説明と、人工呼吸法・胸骨圧迫法(心臓マッサージ)、必要に応じて電気的なショック(除細動)を与え、心臓が動き出すことを試みる医療機器「AED」の操作法を学んだ。
受講した一年六組の渡辺悠介さん(16)は「初めての経験でうまく出来ないこともありましたが、分かりやすく説明していただいたので理解することが出来、貴重な体験になりました。実際にAEDを使って人を助けることが出来たら良いですね」と話していた。