本紙に、「原発は反いのち」を連載中の天寧寺(永山四ノ二十)住職、永江雅俊さんが十二日(金)午後六時半から、本堂でシンセサイザーと民族楽器のコンサート「大地の子守歌」を開きます。

 永江さんが演奏するソロコンサートで、作曲も永江さんが手掛けています。

 永江さんは、このコンサートについて「昨年が天寧寺の開教百二十年でした。しかし東日本大震災があり、ともに悲しみに寄りそうときと考え、いつもの報恩講という法要を三日間勤めました」「今回、上川地方最古の寺院である天寧寺の百二十周年で、先人のご労苦に謝する法要をいたします。その初日に私のコンサートも行います。人間の勝手な生き方で引き起こした原発事故…、いのちあるものと大地に許しを請い、謝しつつ、演奏します」とコメントを寄せています。 

 入場無料。問い合わせは天寧寺(TEL48―1034)へ。