市博物館は二十一日(日)午後一時半から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)レセプション室で「帰ってきたサケが問いかけるもの」をテーマに、サケをめぐる歴史・生態などについての講演会を開きます。

 講師は四人。魚道に詳しい有賀誠さんが「石狩川上流のサケの溯上と産卵」、道立総合研究機構林産試験場の長坂昌子さんが「サケが上流に帰ってくる意義」、札幌市豊平川さけ科学館の有賀望さんが「サケがもつ環境教育の効果について」、そして市博物館の瀬川拓郎さんが「上川アイヌとサケの歴史」と題して話します。

 参加無料。定員八十人。参加希望者は同館(TEL69―2004)に申し込んでください。

 同館は、旭川とサケの歴史的関係をわかりやすく解説した「あさひかわサケ歴史マップ」=写真=を作成し、希望者に配布しています。同館のほか、科学館(宮前通東)や中央図書館(常磐公園)、市市民生活部市民課(六ノ九)に置いています。