「小熊秀雄を『しゃべり捲くれ』」講座が三十日(水)午後六時半から、ときわ市民ホール一〇一号室で開かれます。旭川ゆかりの詩人、小熊秀雄(一九〇一~四〇年)の作品や人となりをもっと市民に知ってもらおうと、小熊秀雄賞市民実行委員会(橋爪弘敬会長)が定期的に企画開催しています。

 十八回目となる講座の講師は、詩誌「」を主宰する富田正一さん。敗戦直後の一九四六年(昭和二十一年)に、俳句・短歌などの発表誌「学窓」を発刊。その後、五十号から「青芽」と改名し、現在五百六十二号を編集中とのことです。小熊秀雄賞の選考委員を長く務め、現在は旭川文学資料館館長でもあります。

 旭川の詩界の生き字引ともいえる富田さんが「小熊秀雄賞と大雪山系詩人」と題して話します。

 参加費は五百円(会員は三百円)。同実行委員会が編集発行した「小熊秀雄詩撰 星の光のように」をテキストとして使います。こども冨貴堂(七条買物公園)で扱っています。会場でも販売します。

 問い合わせは事務局(TEL61―2731)の高田さんへ。