「原発をなくしたい」のCDジャケットが完成し、市内で販売をしています。

 「原発をなくしたい」は、本紙に連載した永山天寧寺の永江雅俊住職の「原発は反いのち」に感銘を受けた市内在住の笹田正子さんが作詞、千葉県から放射能汚染を逃れて旭川に移住した根本賢治さんが作曲し、今年二月に完成しました。根本さんの家族が歌っています。

 CDジャケットをデザインしたのは、旭川在住のイラストレーター・三井ヤスシ+さん(36)。買物公園での反原発デモへの参加をはじめ、自らの作品を通して平和を訴えている三井さんが、ボランティアで製作しました。

 「原発という恐ろしい人工物に対して、厳しく訴えるのではなく、この曲の持つやさしいメロディーや歌詞から、美しい自然を思い浮かべて描きました。今後は販売だけでなくラジオや講演などで発表していけたらと思っています」と三井さん。

 こども冨貴堂(七条買物公園)などで一枚三百円で販売しています。売り上げの一部は、「福島の子どもたちを守る会・北海道」に寄附するとのことです。