下北半島、むつ市関根浜生まれの愚安亭遊佐のひとり芝居が十一月五日(火)午後六時半、六日(水)午後一時半からの二回、まちなか ぶんか小屋(七ノ七)で行われます。

 演じるのは『下北三部作』の一つ。原発建設に揺れる六ヶ所村の漁師をモデルにした「こころに海をもつ男」です。漁業が盛んで平和な六ヶ所村に、むつ小河原巨大開発計画が持ち上がります。全村移転、漁業権放棄を強いられ、時代の波に飲み込まれながらも、海に対する熱い思いと、人に対する優しさを忘れなかった海の男の物語です。

 愚安亭は母がモデルの「人生一発勝負」、父をモデルにした「百年語り」、そして「こころに海をもつ男」の三部作で初演から二十年、千三百回余の公演を重ねています。「人生一発勝負」は第五十四回文化庁芸術祭演劇部門で優秀賞を受賞しています。

 各回限定四十席。前売チケットは三千円(当日三千五百円)。同小屋だけの販売で、電話予約も受け付けます。

 予約と問い合わせは、事務局(℡080―1890―2183)へ。