年末の犯罪や交通事故の防止に向けて、道警は十五日から三十一日まで、歳末特別警戒を実施する。
旭川中央署は十三日、JR旭川駅西側コンコースで、特別警戒の出動式と街頭啓発をおこなった。午後六時から始まった出動式には、同署員のほか防犯、交通安全、暴力追放など各団体の役員やボランティアら約百人が参加した=写真。
同署の藤井祐昭署長は「刑法犯は昨年比約一〇%減だが、年末にかけ窃盗や引ったくり、コンビニや金融機関を狙った犯罪、飲酒による重大交通事故の発生も考えられる。街頭にいつも以上の警察官を出動させ、市民の安心と犯罪の抑止力につなげたい」と挨拶した。
出動式の後、参加者は数班に分かれて買物公園に立ち、テッシュペーパーを配って防犯や交通安全をアピールした。