筝と尺八の演奏と和食会席の食事会が四月二十日(日)午後六時から、おかだ紅雪庭(五ノ十六)で開かれます。
かつて北の誉酒造のオーナーの住宅だった旧岡田邸を、当時の姿そのままに残しつつ、和食の店にリニューアルした「おかだ紅雪庭」は、開業二周年を迎えました。それを記念して、筝と尺八の調べと春の和食会席の宴を開催します。
演奏会では、正派邦楽会大師範の山田雅紘さんと三谷雅志美さんによる筝と日本尺八連盟竹師の山田香山さんの尺八で、誰もが知る曲をはじめ春を感じさせる楽曲が奏でられます。およそ一時間の演奏会の後は、料理長が厳選して選んだ春の食材による彩り華やかな会席ご膳による食事会です。
ステンドグラスやクリスタルのシャンデリア、高い天井、西洋モダンな雰囲気を持ちながらも周囲の風景にしっくりと溶け込むたたずまい。八十年経った今も旭川を代表する歴史的建物の中で日本の音楽と料理をたのしむという趣向です。
チケットは四千円。問い合わせは、おかだ紅雪庭(℡22―5570)。チケットは花みずき(二ノ三・℡22―8731)でも扱っています。