浅田次郎の短編小説「椿寺まで」を取り上げる朗読会が二十八日(木)午後六時半から、神楽公民館(神楽三ノ六)の木楽輪で行われます。

 主催する風樹舎(酒谷和恵主宰)は、道内各地の図書館での絵本原画展、講演会、コンサートなどを手掛けています。今回の朗読会では、主宰者のご主人である酒谷茂靖さん(70)が朗読を担当します。

 「椿寺まで」は、幕末から明治維新を経て、時代の波に翻弄されながらも各々の道を歩み続ける人々を描いた作品です。朗読者の酒谷さんは日頃から和服で過ごしていて、当日も和服姿で朗読します。「夏の夕べのひととき、時空を超えた旅をお楽しみください」と来場を呼び掛けています。

 会費千円。問い合わせは風樹舎(℡34―8377)へ。