柳家はん治と柳家三之助の二人会が二十五日(木)午後六時半から、高砂酒造(宮下通十七)の参号蔵ホールで開かれます。
絵本作家のあべ弘士さんと仲間でつくる「かわうそ落語会」の主催で、八回目、いや九回目…、えぇと、とにかくこの季節おなじみの高座です。
はん治は、一九五四年(昭和二十九年)東京都八王子市の生まれ。柳家小三治門下。〇五年(平成十七年)の文化庁芸術祭新人賞を受賞しています。
三之助は一九七三年(昭和四十八年)千葉県銚子市の生まれ。同じく柳家小三治門下で、はん治は兄弟子。インターネットを駆使した落語の可能性を追求している若手はなし家です。
明治時代に建てられた酒蔵の空気と日本の古典芸能の落語の雰囲気がマッチして、毎年、立ち見が出るほどの人気です。さて、今年はどんな噺(はなし)で笑わせてくれますか。
木戸銭は、紅白のお餅が付いて二千円。チケットは、独酌三四郎(二ノ五)、こども冨貴堂(七条買物公園)などのほか、あさひかわ新聞(八ノ六・TEL27―1577)でも扱っています。問い合わせは、西岡さん(TEL090―2055―2935)へ。