旭川ガス(齋藤隆社長)が主催するガス展が、十二日から三日間、旭川地場産業振興センター(神楽四ノ六)で開かれた。
従来は秋に開催していたが、高騰する光熱費に対する消費者の不安をシーズン前に少しでも解消したいと、十五年ぶりに六月開催に変更。約二万人の来場者で賑わった。
「あなたにピッタリがきっと見つかる」のテーマのもと、八社のガス機器メーカーやキッチンメーカーが出展、各社独自の機能性や安全性などを来場者にアピールした。十二、十三日に行われたタイムセールでは、同展特別価格よりも更にお得な限定価格で機器を販売した。
昨年も好評だったステージイベント「ガスdeキッチン」では市内有名店の料理人が登場。家庭用のガスキッチンで自慢の料理を調理して、来場者に振る舞った。また、屋外テントでは「ガス展食堂」と銘打って市内外の十一店が出店、来場者を集めていた。
夫婦で来場した砂原久志さん(36)は「新聞広告を見て来ました。初めてですが、展示も見やすく、露店の食事も美味しかったです。今日はガスレンジを見て購入も検討したいと思います」と話していた。