混声合唱組曲「悪魔の飽食」の公演が七月三日(金)正午から、上川合同庁舎(永山六ノ十九)一階の大雪カムイミンタラホールで行われます。北海道「悪魔の飽食をうたう」合唱団のステージです。

 森村誠一の小説「悪魔の飽食」を題材に、森村が原詩を書き、池辺晋一郎が作曲しました。原作は旧満州国で関東軍七三一部隊が行っていたとされる人体実験描いた小説として大きな反響を呼びました。

 合唱組曲は①プロローグ・七三一の重い鎖、②生体の出前いたします、③赤い支那靴、③反乱、④三十七年目の通夜、⑤友よ 白い花を、⑥君よ 目を凝らしたまえ、の六曲で構成されています。「戦争はしない」「武器は持たない」「武力行使や戦争は何も生み出さない」「知恵と力は平和にこそ使うべき」と歌い上げます。

 昨年七月に札幌キタラ大ホールで行われた公演は、高く評価されました。

 無料です。時間までに会場へ。演奏は午後一時まで。問い合わせは、上川総合振興局保健環境部環境生活課(TEL46―5919)へ。