旭川歌人クラブと旭川啄木会(ともに石山宗晏代表)共催の短歌講演会が二十八日(日)午後二時から、ときわ市民ホール(五ノ四)で開かれます。講師は、歌人で北海道新聞歌壇選者の時田則雄さんです。

 時田さんは一九四六年(昭和二十一年)帯広市生まれ、十勝で農業を営みながら文芸活動を行なっています。八〇年(昭和五十五年)、歌集「一片の雲」で角川短歌賞をはじめ多数の受賞歴があり、二〇一二年には北海道文化賞を受賞しています。

 自身の歌にもある「樹はいっぽんでなければならぬ」と題して話します。開拓時から三代、土とともに生きて来た時田さんの、北海道の自然と歌にまつわるエピソードが聞けそうです。

 石山代表は「日本を代表する歌人であり、巧みな話術の持ち主です。ぜひ歌の世界に触れて下さい」と話しています。

 参加費は五百円。講演会の後の午後四時から、リッカ亭ファミリーレストラン(六ノ四)で懇親会が開かれます。会費は三千二百円。

 懇親会に参加する人は、二十五日(木)までに、事務局の竹内さん(TEL47―1830)まで申し込んで下さい。