神楽岡プラタナス通りにあるザ・さんくろうど本店(神楽岡八ノ一)が七月十八日に発売した新商品「黒糖饅頭 釜蒸し蔵 つぶ餡」と「生みるく饅頭 蔵○」が人気だ。

 両商品は、同店のオープン十五周年に合わせて発売した。観光客が「旭川土産」として購入するほか、地元の甘党にも評判だ。

 「釜蒸し蔵つぶ餡」は、同店オープン以来一番人気の「釜蒸し蔵こし餡」の兄弟商品。構想から5年以上をかけて商品化した期待の新商品。また、「蔵○」はお客の「日持ちするお土産が欲しい」との声に応えて産まれた。消費期限は製造から十五日間と長い日持ちが喜ばれている。

 同店の岩井崇充支配人は「両商品とも自信をもってお客様にお勧めできる饅頭です。釜蒸し蔵は道産小豆の風味・食感を残して饅頭にするのに苦労しました。蔵○についても、みるく餡を柔らかく滑らかに仕上げるのに試行錯誤を重ねました。ぜひ一度味わってもらえればと思います」と話している。

 「釜蒸し蔵つぶ餡」は一個百十五円、本店隣にオープンした「釜蒸し蔵工房」などで販売。「蔵○」は一個八十五円、本店などで販売している。