旭川凌雲高と旭川東栄高が統合して誕生した「旭川永嶺(えいりょう)高校」の開校式と第一回入学式が八日、同校体育館で開かれた。

 旭凌雲高の校舎を使う同高は、男子百三十九、女子百三十七人の新入生を迎えた。

 開校式では、道教委の鶴羽佳子委員から内藤佳和校長に校旗が授与された。

 校旗・校章、校歌が紹介され、各クラスの担任が新一年生一人ひとりの名前を呼んだ。

 内藤校長は「凌雲、東栄両校の校風と伝統を受け継ぎつつも、進取の気概を持って新たな礎を築いていくための船出となります。皆さんは最初の入学生で、あらゆる可能性を秘めた未来の創造に向け、充実した高校生活を歩まれることを望みます」と式辞を述べた。

 入学生を代表して、齋藤高輝君が「新入生としての誇りと自覚を持ち、旭川永嶺高校の名に恥じない立派な高校生になることを誓います」と決意を発表した。