「収賄額〇円で有罪判決」――不可解な汚職事件の真相に迫るドキュメンタリー映画「『知事』抹殺の真実」の上映会が二十四日(土)、サンアザレア(六ノ四、旭川建設労働者福祉センター)で開かれます。カタルワ(311からまなぶ会)の主催。

 二〇〇六年九月、五期十八年にわたって福島県知事を務めてきた佐藤栄佐久知事が突然の辞任に追い込まれた。「闘う政治家」と評された佐藤知事は、国に頼らない、地方色を活かした県政を進めた。福島第一原発三号機のプルサーマル計画了承を撤回した知事が、何者かがでっち上げた「謎の収賄事件」で逮捕された。

 突然の辞任から逮捕、関係者への事情聴取、検察側によるマスコミ操作、報道の信用性…。報道されなかった真実が、佐藤元知事の証言であばかれる。

 上映は①午前十時、②午後二時、③午後七時の三回。①のみ託児がある(要予約・二百円)。

 前売りチケットは八百円(当日千円)。大学生・障がい者は四百円。高校生以下無料。チケットは、こども冨貴堂(七条買物公園・TEL25―3169)へ。