「格差と貧困と分断社会」を考える講演会が十五日(土)午後二時から、勤労者福祉会館(六ノ四)で行われます。格差と社会保障を考える市民の会(大山美智子代表)の主催。

 講師は、井手英策・慶応大学教授。一九七二年(昭和四十七年)福岡県久留米市生まれ。東大大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。日銀金融研究所に勤務。その後、東北学院大、横浜国立大を経て、現職。著書に大佛次郎論壇賞を受賞した「経済時代の終焉」(岩波書店)、「分断社会を終わらせる」(共著・筑摩書房)、「十八歳からの格差論―日本に本当に必要なもの」(東洋経済新報社)、「財政から読み解く日本社会―君たちの未来のために」(岩波ジュニア新書)ほか多数。

 気鋭の経済学者・井出教授が「日本の政治は弱者救済を超えられるか」と題して、弱者を生まず、誰もが安心して暮らせる社会、人と人が支え合う子どもたちに残したい社会を創るために、いま何ができるかを話します。

 入場料は五百円。高校生以下は無料。無料託児室があります。利用する人は事前に申し込んでください。

 チケットはこども冨貴堂、ジュンク堂旭川店、冨貴堂末広店で取り扱っています。
 問い合わせと託児申し込みは、梅木さん(TEL090―3114―3299)、大山さん(TEL62―3310)へ。