家庭でつくれるプロ直伝のラーメン講座「家DEつけ麺教室」が五日、旭川ガスのガスプラザ(四ノ十六)で開かれた。旭川ガス、あさめし前田本舗(らーめんの山頭火)の合同企画。

 講師は国内外でラーメン店を展開する「らーめんの山頭火」の創業者、畠中仁さん(あさめし前田本舗代表)。午前、午後の部に合わせて二十四人が参加した。

 講座で使った材料は、全てスーパーマーケットで揃うもの。畠中さんがラーメン作りに適したものを集めた。

 講座はだし作りからスタート。だしを取りながら、同じ鍋でチャーシューの味付け、スープまでつくる簡単レシピだ。各テーブルに畠中さんと山頭火のスタッフが付き添って丁寧に指導した。受講者たちは熱心にメモを取りながら、畠中さんに質問を投げかける場面も。最後は自分で作ったつけ麺を試食。参加者から「おいしい」の声が上がった。

 受講者の本間幸枝さん(39)は「ガスだよりを見て申し込みました。出来上がりは凄く美味しかったです。分かり易く教えてもらえたので家でも作ってみたいと思います」と笑顔で話した。

 畠中さんは「旭川ガスさんとの教室は今回で三回目で、今日の『つけ麺』が家庭で作るには一番向いているかもしれません。食べる人もラーメンの知識があった方が楽しめるし、もっと皆の生活の中にラーメンがあったら面白くなると思います」と話していた。