旭川信用金庫(原田直彦理事長)が六日、プロバレーボールチームのヴォレアス北海道に強化費として百四万円を寄付した。

 同金庫では二〇二〇年年度の一年間「地元の元気! 応援定期」と名付けて、募集残高の定額をヴォレアス北海道と「あさひやま“もっと夢基金”」に寄付する定期預金を取り扱った。二〇二一年三月末の募集残高が約五百十八億円となり、〇・〇〇二%の百四万円がヴォレアスに贈られた。

 贈呈式には、ヴォレアス北海道から池田憲士郎社長と加藤伊織選手が出席。原田理事長が池田社長に目録を手渡し、池田社長からはユニホームが贈られた。

 池田社長は「昨シーズンはリーグ準優勝で終え、先日行われたチャレンジマッチではあと一歩のところで力及ばず敗戦してしまいました。結果、来シーズンもV2リーグで闘うことが決定しました。来シーズンこそV1昇格という明るいニュースを届けられるよう頑張ります」と話した。 (工藤森)