ミスアースジャパン日本大会でグランプリに輝いた旭川市在住の吉田小夏さん(26)が六日、旭川市役所を訪れ、日本代表として世界大会に出場することを西川将人市長に報告した。

 コンテストは、ミスユニバース、ミスインターナショナル、ミスワールドと並ぶ、世界四大ミスコンテストの一つ。二〇〇一年から毎年開催され、地球環境保護の啓蒙活動も併せて行っている。日本大会は七月二十日、東京で開催された。全国三千五百人の応募の中から、吉田さんがグランプリに選ばれた。

 吉田さんは五歳からバレエとピアノを習い、旭川北高を卒業しドイツにバレエ留学。四年間、ベルリンのバレエ学校で学び、その後二年間、ハンブルク・バレエ団で活動した。

 一九年に帰国し、市内のホテルでフロント係として勤務する傍ら、十一月の世界大会に向けてウォーキングやマナーなどのレッスンを続けている。

 コンテストは全国賃貸管理ビジネス協会が後押し。旭川市役所には同協会北海道支部の役員も同席。西川市長は「世界一を目指して頑張ってください」と激励。吉田さんは「目指しているのは世界一ですが環境問題も学んで、世界中の人たちが幸せに暮らせるような環境作りに貢献する活動もしていきたいです」と抱負を語った。(佐藤敦彦)