道内で暮らす家族六人によるグループ展「小さな森の物語り」が、旭川デザインセンター(永山二ノ十)敷地内の「パレンタ」二階ショップ&ギャラリーで開かれている。

 作者は、木彫りのオブジェなどを制作する「ういるびい工房」(深川市)の渡邊久志さん(63)、真紀さん(62)夫婦と、札幌在住の長男夫婦・翔太さん(33)、文実(あやみ)さん(34)、市内在住の次男夫婦・航介さん(28)、由衣さん(26)の六人。会場には、北海道の自然や動物をモチーフに、それぞれが手づくりした木工作品やアクセサリーなど百点ほどが並ぶ。

 航介さんは「昨年、家族六人で何かやりたいね、という話になり動き出しました。実際にこのような展示という形になって嬉しい」、由衣さんは「見た人それぞれが好きだと感じる『物語』を、六人の作品の中から見つけてもらえたら」と話す。

 十日(水)まで。営業時間は午前十時~午後七時(水、木曜日は五時まで)。八日(月)休み。

 問い合わせは同ギャラリー(TEL76―9982)へ。(東寛樹)