第三回定例会で十月二十八、二十九日の両日、今津寛介市長の所信表明に対する各会派の代表質問が行われた。今年三月、遺体で発見された女子中学生について、今津市長は「いじめと認識している」と断定し、いじめ防止対策委員会( 本純成委員長、いわゆる第三者委員会)に対して、「いじめがあったという認識のもとで調査を進めてほしい」と発言し、野党会派などから「政治的な介入だ」と指摘されている。

この問題は、教育委員会が「いじめの疑いがある重大事態」として、第三者委員会を設置。弁護士ら十一人の委員が事件が起こるまでの経緯に関する資料調査や関係者からの聴き取りを行うなど、いじめの有無を判断する検証を進めている。代表質問では、安田佳正(自民会議)と白鳥秀樹(民主連合)、室井安雄(公明党)=以上二十八日=、能登谷繁(共産党)、金谷美奈子(無党派G)=以上二十九日=の五人全員がこの問題を取り上げた。

野党「政治介入」「越権行為」と批判

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