旭川デザインセンター(永山二ノ十)で、二〇二一年秋冬シーズン企画「WINTER ROOM TOUR 心地よい冬を叶える、5つのインテリアスタイル」をテーマにした展示が始まっている。

 コンセプトは、「好みのインテリアスタイルと心地よい冬の暮らしを見つけるルームツアー」。旭川家具のメーカー三十社以上の多様なアイテムが用いられ、ナラやタモの自然の温もりが感じられる「ナチュラル&モダン」や、重厚感のあるウォールナットの家具で統一された「シック&スムース」など、見た目の色や質感、手触りなどの切り口から五つのスタイルで表現されている。

 同センターのブランド・エクスペリエンスアドバイザーを務めるデザイナーの村田一樹さんは「コロナ禍で世界的に自宅時間が増えましたが、私たちが暮らす北国では、これまでも、これからも、冬の暮らしの主体が自宅であることは変わりません。今シーズンは多様性のある提案をしているので、それぞれの自宅が心地よい空間になるためのアイデアを見つけてもらえたら」と呼びかける。

 また同センターでは今シーズンから、ルイスポールセン社(デンマーク)の照明に加えて、フロス社(イタリア)の照明の取り扱いもスタート。さらに充実したラインナップの中から、シーンに合わせた照明が選べるようになった。

 展示は二〇二二年三月十三日(日)まで。問い合わせは同センター(TEL48―4135)へ。(東寛樹)