あさひかわ新聞賞の森谷幸治さんの「落葉径」
あさひかわ新聞賞の森谷幸治さんの「落葉径」

 おかだ紅雪庭(市内五ノ十六)の「もみじ狩り写真コンテスト」の各賞が決まった。

 一九三三年(昭和八年)に、酒造会社「北の誉」のオーナーの自宅として建てられた和洋折衷の住宅は庭の紅葉の美しさから「紅葉館」と呼ばれた。現在は動態保存建築物として、そばと料理の店「おかだ紅雪庭」として営業している。その建物と紅葉の庭をテーマにした写真コンテストは八回目。

 過去最多の七十四点の応募作品の中から、グランプリに嵯峨圭太さんの「夜の紅葉とおかだ庭」が、あさひかわ新聞賞に森谷幸治さんの「落葉径(おちばみち)」が選ばれた。

 全応募作品と各受賞作品は十二日まで、おかだ紅雪庭の玄関ホールなどに展示している。