「メガセンタートライアル旭川店」(六ノ十四)が今年五月に閉店した旧イトーヨーカドー旭川店の建物で一日、開店した。
トライアルを運営するトライアルカンパニー(本社・福岡市)によると、同店は道内初のスマートストア。タブレット決済機を設置したスマートショッピングカートや、商品棚の監視・顧客の店内での動線分析などを行うリテールAIカメラ、おすすめ商品などを知らせるデジタルサイネージなど、同社が開発した最新技術を活用した店舗形態だという。
スマートショッピングカートはレジを通さず、待ち時間なく買い物ができる。旭川店には二百台、神楽店と永山店に各三十台を配置している。
この日は朝から、あいにくの雨。午前八時半の開店前から一階の正面入り口に続く店舗内に長蛇の列ができた。開店と同時に顧客は目当ての階に急ぎ足で移動。従業員からカートを受け取ると、広告チラシを手に商品をカートの中に入れていた。
夫婦で買い物に来ていた七十歳代の男性は「開店前に来て並びました。イトーヨーカドーがなくなり不便だったが、新たな店ができて本当によかった。今日は食料品を買いに来ました」と話した。
店内では従業員にスマートショッピングカートの使い方を教えてもらう風景があちこちで見られた。
同社マーケティング部の野田大輔部長は「当社はIT企業が祖業。六十年間続いてきた小売業の形態を変える店舗作りを目指している」と話した。
地下が主に食料品、一階は衣料品など、二階は家電など。三、四階は駐車場。生活に必要なものは、全てそろえているという。店舗面積は約一万五千平方㍍。二十四時間営業。駐車台数は七百三十台。(佐久間和久)





