旭川市内でパチンコアルファなどを経営する山本ビル(山本淳一社長)が十七日、「旭川市長寿社会生きがい基金」と、「あさひやま“もっと夢”基金」に五十万円ずつ、合わせて百万円を寄付した。

 同社はパチンコアルファのほか、旭川市内や札幌、函館などで飲食店や複合カフェ、不動産賃貸などの事業を展開している。

 長寿社会生きがい基金への寄付は一九七九年から二十三回目、累計千六百五十万円、“もっと夢”基金には二〇〇九年から十三回目で累計で六百五十万円になる。

 山本社長(61)と江夏秀則副社長(59)が市役所を訪れ、今津寛介市長に目録を手渡し、今津市長から感謝状が贈られた。

 山本社長は「会社は厳しい状況ですが、旭川市民に恩返しをしたくて今年も寄付をしました。来年もこの場所に来られるように頑張ります」と話していた。(佐藤敦彦)