「ヒグマの森から海鳥の島へ」をテーマにした写真と絵の展示会が、ギャラリージュンク(一ノ八フィール旭川五階)、ギャラリープルプル(七ノ七)、旭山動物園特設会場の三会場で同時開催されている。

 実行委員会の主催。絵本作家・あべ弘士さん、自然写真家・寺沢孝毅さん、野生動物写真家・半田菜摘さんの三人の作品が並ぶ。

 一月三十日には、あべさんと寺沢さんによるオープニングトークが予定されていたが、新型コロナの感染回避のため、ユーチューブによる配信に変更され、その録画撮りが公開された。

 ギャラリージュンクには、公募した野生生物フォトコンテストの入賞作品も展示されている。金賞は、末武英一さんの「春のデュエット」。オジロワシのつがいが仲良く鳴き交わす姿をとらえた。

 十三日(日)午後四時から、ギャラリージュンクで三人によるトークショーが行われる予定だ。同展は二十一日(月)まで。

 問い合わせは、ギャラリープルプル(TEL73―8289、月・火は休廊)へ。(工藤稔)