旭川スケッチ研究会会員による街角スケッチの絵はがき原画展「旭川街角スケッチ展~なつかしき昭和・平成」が、中央図書館(常磐公園)二階ミニギャラリーで開かれている。

 スケッチ研究会(会員数八人)のメンバー七人が描いた十七点の作品を展示。五年ほど前までは、市内に実存する古い建物を多く描いていたが、以降は図書館に残る写真などをもとに、現存しない建物を中心に描いている。

 メンバーの一人、菱谷良一さん(100)の作品は「西武デパートと藤田ワシントンホテル」「六号市場」「吉田ボールト店」など七点。同館の宮腰由子さんは「年配の方がスケッチをじっくり見ている姿を多く見かけます。当時を知っている人は懐かしみ、若い人たちには『こんな建物があったんだ』と、在りし日の旭川を知ってもらえたらいいですね」と話す。

 三月三十日(水)まで。開館時間は午前九時半~午後七時(土日祝は六時まで)、月曜日休館(三月八~十四日は特別整理休館)。
 問い合わせは同図書館(TEL22―4174)へ。