旭川出身の漫画家を紹介する「プレイバック! あさひかわの漫画家さん」展が、中央図書館(常磐公園)二階資料調査室で開かれている。

 今年一月から二月にかけて、同館が公式フェイスブックに投稿した「あさひかわの漫画家さん」が好評だったことから企画した。

 展示しているのは、藤田和日郎(代表作『うしおととら』『からくりサーカス』ほか)や、寺沢武一(代表作『コブラ』『鴉天狗カブト』ほか)、佐々木倫子(代表作『動物のお医者さん』『おたんこナース』ほか)など、漫画家七人の作品。

 加えて、旭川や北海道護国神社(市内花咲町一)を舞台にした作品『キューナナハチヨン』で知られるヤマモトマナブから今展のために寄せられた、直筆コメントも展示している。

 同館の宮腰由子さんは「個人的にイチオシの漫画家は、ヤマモトマナブさんです。展示がスタートしてから、資料調査室に足を運んでくれる方が増えました。旭川出身の有名な漫画家がこんなにいるんだ、ということを多くの人に知ってもらえる機会になれば」と話す。

 四月二十七日(水)まで。開館時間は午前九時半~午後七時(土日祝は六時まで)、月曜日休館(三月八~十四日は特別整理休館)。作品の貸し出しは行っておらず、資料室内でのみ閲覧できる。

 問い合わせは同館(TEL22―4174)へ。