第二十二回大雪山フォーラムが十九日(土)午後一時半から、大雪クリスタルホール二階レセプション室で開かれます。大雪山を世界遺産にするために何が必要か、ともに考える集いです。大雪と石狩の自然を守る会(寺島一男代表)の主催。

 講師は二人。元北大教授の在田一則さんは、一九四一年、札幌生まれ。専門は日高山脈・ヒマラヤの変成岩岩石学や構造地質学。北海道自然保護協会会長。著書に『ヒマラヤはなぜ高い』(一九八八年)など多数。

 山岳写真家の市根井孝悦さんは一九三八年、函館市生まれ。函館白百合学園の教師として、山岳部や写真部を指導。写真甲子園で優勝に導く。現在は層雲峡大雪山写真ミュージアム館長。著書に『大雪山・神々の遊ぶ庭』(二〇一九年)など多数。

 在田さんが「日高山脈の魅力~その成り立ち」、市根井さんが「写真を通して大雪山の魅力を世界に」と題して講演します。

 入場は無料(資料代三百円)。申し込みの必要はありません。問い合わせは、寺島さん(TEL65―1940)、Eメール(tera2112@potato.ne.jp)へ。