早春の自然の中で食と出合いと交流を楽しむ「あさひかわ白樺樹液まつり」が四月十日(日)午前九時から、緑の森ガーデン・癒しの森(末広八ノ八・花咲自動車学校向かい)で開かれます。NPO法人・癒しの森づくり(佐藤秀夫理事長)の主催。

 十回目の開催です。会場には「森マルシェ」と銘打って、食べ物屋台や手づくり小物、陶芸など三十のブースやキッチンカーも出店します。樹液を使った料理のブースも。

 ガイドが同行する「早春の森歩き」は午前九時から。十時半からは、ステージに森の妖精ハッピィちゃん=写真=が登場し、コンサートが開演します。総合司会は、FMりべーるのパーソナリティ・マダムケロコさん。

 十回記念として正午から、紙芝居が行われます。演じるのは、三橋とら(東京)と音次郎(鷹栖)の二人。抱腹絶倒の紙芝居二本立てです。

 薪割り体験、白樺樹液の試飲のほか、午後一時からは、小川巌・エコネットワーク代表と清水省吾・里山部代表の講演会です。

 佐藤理事長は「北国のシンボルツリーの白樺から少しだけ生命力をもらい、自然豊かな旭川の早春を楽しみます。野外の自然空間ですが、出来る限りの感染予防策を講じます。来場者には、桜の小枝一本か、新鮮な白樺樹液をプレゼントしますよ。ぜひお出かけください」と呼び掛けています。

 入場無料。午後三時頃まで。問い合わせは事務局(TEL050―5318―5455)へ。