旭川商工会議所に加盟する企業に今春、入社した新入社員の合同激励会が三月三十一日、同会議所内で行われ四十社から九十八人のフレッシュマンが出席した。

 新谷龍一郎会頭は「新入社員の皆さんは、旭川の未来を大きく変える可能性を持っています。一歩でも先に進もうという向上心と簡単にあきらめない不屈の心、そして感謝の心を持ってください。今後の活躍を心から祈ります」と激励した。

 今津寛介市長も「旭川は若い人が外に出てしまう移出超過が続いているので、よくぞ市内の企業に就職してくださったという思いです。皆さんの思いを聞き、安心して子育てができる元気なまちにしていきたい」と述べた。

 昨年、激励会に参加した廣野組の坂上花実さん(21)は「多くの人に出会い、学ばなければならないことがたくさんあると思いますが、自分の力を信じ頑張ってください」と励ました。

 これに対し、新入社員の旭川ケーブルテレビの近田大尊さん(22)は「一所懸命頑張り、信頼される社員になります」と誓った。

 この後、接遇マナー講師による「新入社員マナー研修」が行われ、社会人としての心構えや言葉づかい、来客・電話対応などの講習を受けた。(佐久間和久)