比布町の農家で六月中旬から「いちご狩り」が始まります。町内でイチゴを栽培している八農園が順次開園予定です。

 イチゴは、爽やかな甘さと酸味が魅力のぴっぷイチゴの看板「けんたろう」、色と香りがよく濃厚な甘さを楽しめる「宝交(ほうこう)」、新たに加わった大ぶりの果実が特徴の「ゆきララ」の三種類です。

 栽培農家の藤本敏さんは「今年も順調に育っています。いいイチゴが期待できますよ。露地栽培のイチゴは旬の味です。もぎたてを食べたことがない人にも、ぜひ一度味わってもらいたいですね」と話しています。

 また、比布町産業振興課の千葉拓人さんは「コロナ禍の中でも、毎年いちご狩りは開催しています。いちご狩りは屋外のレジャーですし、感染対策を徹底しています。安心して来園してほしいですね」とアピールします。

 開園情報は、「2022ぴっぷいちご狩りホームページ(http://www.town.pippu.hokkaido.jp/cms/ichigogari/index.html)やフェイスブックなどで確認してお出かけください。

 入園料は大人(中学生以上)千円、小学生八百円、未就学児五百円。お持ち帰りは別途料金がかかります。いちご狩りは七月十日前後まで楽しめます。

 問い合わせは、事務局の同町役場産業振興課観光係(TEL85―2111)まで。