モリタエレテック(守田敬幸社長・花咲町六)が七日、市のあさひやま“もっと夢基金”に百万円を寄付した。

 同社は、一九七〇年創業の自動車整備会社。主に自動車の電装品の修理や販売を行う。今回の寄付は、創業者の守田勇会長(78)から、二代目の守田社長(44)に代表を継承したことをきっかけに、「市に恩返しがしたい」という思いから行われた。

 守田社長と会長の二人が市役所を訪れ、今津寛介市長に目録を手渡した。今津市長から感謝状を受け取った守田社長は、「魅力ある動物園づくりに使って頂ければと思います」と伝えた後、業界の担い手不足の問題に触れ、「私たちの業界は人手不足が深刻な問題になっています。どうか、旭実高の自動車科を守るために力を貸して頂きたい」と市長に訴えた。(工藤森)