一日の「警備の日」に合わせた絵画展「私の町の警備員さん」が、十月二十九日から一日の三日間、市民文化会館(七ノ九)展示室で開かれた。北海道警備業協会旭川支部の主催。

 会場には市内の小学五年生が描いた警備員にまつわる絵画が、百三十五点展示され、三日間で五十人ほどが来場した。

 同協会では毎年、警備の日に啓蒙活動としてゴミ拾いなどを行っている。今年は新型コロナウイルスの影響もあり、例年どおりの活動は難しく、絵画展を企画したという。

 絵画展は北海道では初の試みで、同協会の山田知央さん(48)は「まずは絵画がたくさん集まってよかったです」と笑顔を見せた。また、「警備業というのはあまり認知度が高くはない職業なので、今後もこういった活動を通じて認知度を高めていきたいですね。やはり、知ってもらうということは大切ですし、知ることによって市内や地域の安全にもつながります」と、来年も同様の企画ができればと意欲を見せた。(作田穂菜美)