旭川市にパートナーシップ制度導入を求める講演会が十二月四日(日)午後二時から、ときわ市民ホール(五ノ四)研修室一〇一で開かれます。「パートナーシップを考える会・旭川」の主催です。

 講師は三人。

 明治学院大学社会学部准教授の宮﨑理さんは「社会福祉的課題としての性の多様性尊重」と題し、この後、社会教育士で日本性同一性障害と共に生きる人々の会北海道支部長の日野由美さんと、シンガーソングライターで音むげん工房を主宰する敦賀ひろきさんが、パートナーシップ制度導入について話します。

 現在、全国の人口の六割に当たる自治体で、この制度を導入しています。同会は二〇一八年と今年九月、旭川市に同性パートナーを含むパートナーシップ制度導入を求める要望書を提出しました。

 主催者は「要望書に関する市の回答についての説明も行います。多様性を認め合う旭川を実現するため、現在の状況や課題を一緒に考えたい」と参加を呼びかけています。終了は午後四時頃です。

 参加料は五百円(大学生以下無料)。事前の申し込みは不要です。参加を希望する人は直接会場へ。

 問い合わせは、旭川総合法律事務所の金子さん(TEL76―1087、Twitter:@partnershipashk)へ。