おかだ紅雪庭(市内五ノ十六)の「もみじ狩り写真コンテスト」の各賞が決まった。

 一九三三年(昭和八年)に、酒造会社「北の誉」のオーナーの自宅として建てられた和洋折衷の住宅は庭の紅葉の美しさから「紅葉館」と呼ばれた。現在は動態保存建築物として、そばと料理の店「おかだ紅雪庭」として営業している。その建物と紅葉の庭をテーマにした写真コンテストは九回目。

 七十点の応募作品の中から、グランプリに嵯峨圭太さんの「もみじの道」が、あさひかわ新聞賞に平山幹子さんの「ノスタルジー」が選ばれた。嵯峨さんは二年連続でグランプリ。

 全応募作品と各受賞作品は十二月十一日(日)まで、おかだ紅雪庭の玄関ホールなどで展示されている。(東寛樹)