市愛育センター(春光二ノ七、高桑智之所長)で三日、豆まきの会が行われ、鬼を退治した子どもたちはホッとした表情を浮かべていた。

 同センターに通所する約四十人の子どもが参加。コロナ感染を避けるため、四つのグループに分かれて行われた。

 節分についての話を聞いた後、「豆まき」のうたを歌い、「鬼はそとー、福はうちー」とかけ声の練習を元気良く繰り返した。すると、ドンドンと太鼓を叩いて鬼が登場。最初はこわごわしていた子どもたちは保護者や職員らに励まされ、新聞紙で作った豆をぶつけ、鬼は降参して退散し、無事「豆まきの会」は終了した。

 療育支援担当の万代友紀さんは「豆まきは友だちや大人とともに経験することを目的に、子どもたちと一緒に準備してきました。とても良い時間を過せたと思います」と微笑んだ。(佐久間和久)